2010年のこと。9月に入り、RAID(ミラーリング)が突然クラッシュ「Failed」しました。当初はWindowsロゴが出ない状態でしたが、少し前から動作が不安定だったとはいえ、電源が入るため、マザーボードが壊れたわけではなさそうです。内蔵HDD(Barracuda 7200.12)を外した状態で仕掛けた「Memtest86+」はパスしたので、どうやらメモリの故障でもなさそうです。
試行錯誤の末、HDD片方のみなら起動することがわかりました。原因を切り分けするため、余っていた別メーカーのHDDを接続してみると、見事にリビルドするではありませんか。それならと、物理初期化したもう片方の該当HDD(S/N:9VM1****)を接続したところ、BIOSの「RAID Configuration Utility」で認識できずに、PCが固まってしまいました。
問題のHDDが接続されていなければこれらの現象は出ないので、シーゲイト社のサイトを覗いたところ、あるではありませんか、ファームウェアの更新(ナレッジベースはここ)が・・・。
《2011年4月現在のファームウェアのバージョンはCC49》
早速、メイン機の分も合わせて計6台のファームウェアを更新しました。修正内容は公表されていませんが、手を加えた問題のHDDは無事リビルドされ、順調に動いています。
※クラッシュ間際に作業した「Kaspersky Internet Security 2011」への更新は直接関係なかったようです。